【英文読解】英文読解のコツは文構造にある!?〜文型の理解が英文の読み方を変える〜
皆さん、こんにちは!
当サイトの代表であり、現役の上智大生(現在4年)である伊倉 黎(いくら れい)と申します!
塾講師のアルバイトを3年間経験した僕は、現在は、れい先生として、Instagram・TikTokでの投稿(=アカウントはこちらへ)、無料オンライン自習室の運営(=詳しくは、こちらへ)、横浜市を対象に家庭教師サービス(=詳しくは、こちらへ)それらに加えて、新規事業の準備をしています!
今回は、Instagramの投稿で、英文読解を伸ばすには、”文構造”の理解、つまり文型の理解が大事という話をしたので、その内容をより詳しく言語化していきます。
英文読解が苦手、、、
英語の成績が思うように伸びない、、、
そんな人には、是非今回の投稿を読んで欲しいです!!それでは早速入っていきます!
・偏差値40台の高校から、1年の浪人を経て、上智大学(法学部)に合格!(現在4年生)
・計5000時間、独学で勉強した経験から「できない」を「できる」に変える勉強法を分析&考案!
・その後、塾講師を3年間経験し、”戦術”と”モチベ”を創る専門家として、教育系ブログ始動!!
文型って本当に重要なの??
まず、これですね。これに対しては、僕も同じ疑問を永遠と抱いていました、笑
実際僕は、英語が苦手ではなかったので、受験勉強を始めた高校3年生の時も「なんとなくでいいかな〜」って思っていました。
文章の和訳ができれば、それで十分でしょ。そんなことを考えていました。
しかし、英語の受験勉強を重ね、長文読解を数多くこなしていく中で、段々と”違和感”を感じるようになりました。
何となくは読めているのに、綺麗な日本語訳を作れない。
問題を解くと微妙に訳出がずれてしまい、答えに辿り着かない。
そんな壁にぶつかるようになりました。
得意科目だった英語で、初めて”伸び悩む”という経験をしました。この頃の僕はなぜ読めないのか、その要因も自力では見つけることができない状態でした。
そこで、改めて英語の基礎を徹底しようと考え、文型の構造を正確に学び直しました。
その勉強を通して、英文のS,V,O,C及び、第1文型〜第5文型までの形や性質を理解し、それらの知識を備えた状態で常に英文を見るようになりました。
その結果、英文をなんとなく読んでいた過去の自分ではなく、その文章はどのような構造で、どのような和訳の型になるのかを考える力がつきました。
この経験が土台となったからこそ、最難関大の英語の入試問題にも立ち向かえたと思います。
そこで、ここからは、文型の知識をどのように英文読解に落とし込んだかを具体的に解説していきます!
文型の視点を英文読解に落とし込む!
自動詞と他動詞の区別
まず、自動詞と他動詞の区別から話を始めていきます。
この区別を意識する理由は、動詞が自動詞だと第1文型、動詞が他動詞だと第3文型に変わるからです。
では、自動詞とは何か?また、他動詞とは何か?
これは簡単に言うと、他動詞は目的語を取る動詞で、自動詞は目的語を取らない動詞(=前置詞が後ろに来る。)という区別になっています。
目的語とは、動詞に対して、何を?って聞いた答えの単語です。
例えば、
I am going to go to Italy.
私はイタリアに行く予定です。
これは、動詞がgoになります。goは「行く」という意味なので、行くという動詞に対して、「何を?」とは聞けません。
そのため、このgoという動詞は自動詞ということが分かり、自動詞を用いるので、第1文型の文であるということが分かります。
一方で、
I like soccer.
私はサッカーが好きです。
これは、動詞がlikeになります。likeは、「〜を好む」という意味なので、好むという動詞に「何を?」と聞くことができます。
よって、このlikeという動詞は他動詞ということが分かり、他動詞を用いるので、第3文型の文であるということが分かります。
このようにして、他動詞か自動詞の区別がつくだけで、文構造が分かり、動詞を見た時点で文構造を想像できれば、目的後に分からない単語があっても推測することができるかもしれない。
例えば、playという他動詞は演奏する、スポーツをする系が多い動詞なので、後ろに来る目的後は楽器やスポーツが多いのでは?と推測できますね!
第1文型と第3文型の違いを見分けることができるだけで、文章の推測力が上がるということですね!
第2文型(SVC)で、単語を推測する方法
続いて、第2文型についてになります。
この第2文型ですが、SVCの形で、be動詞がよく使われるので有名ですね。
例えば、
I am a student.
私は生徒です。
これがまさしく、第2文型になります。IがS(=主語)、amがV(=動詞)、a studentがC (=補語)という関係性になっています。
この場合、第2文型の特徴として、S=Cになるという話が挙げられます。
今回の文章だったら、I= a student、つまり、私=生徒という関係性です。
この性質、実は英文読解でめちゃめちゃ使えます。
C(=補語)に入っている単語の意味が分からなくても、今までこの主語はマイナスな役割だったから今回もマイナスの補語とくっつくだろうと推測できます。
このように、分からない単語でも、関係性からこんな意味になるのでは?という風に考えることができるのが第2文型の優秀なところです。
第4文型、第5文型の勉強法
ここに関しては、もうパターンが決まっているので、知識を網羅的に学習すれば乗り越えられるかと思います。
第4文型(=SVOO)なら、giveやtellなどのO(=人)→O(=物)の順番で繋ぐだけです。
第5文型(=SVOC)なら、makeやkeep、nameなどの動詞がOとCを繋ぎます。
コツとしては、第5文型の場合は、OとCが必ず=関係になることを利用する点です!
これは第2文型のS=Cとなるのと、類似しており、第5文型となると、O(=目的語)とCがイコール関係になるという応用が効くね!
これらの知識は、ネクステやヴィンテージなどの英文法の参考書で網羅的の扱われているので、是非早いうちから学習に取り掛かっておこう!!
まとめ
今回は、文構造から読み解く、英文読解についてまとめてみました!
文型とは、数学でいう”公式”のようなものだと僕は捉えています!
どんなに文法の知識や語彙力などの武器を持っていてもその武器の”使い方”を知らない限りは、問題を解けるようにならないと考えています。
みなさんの英語力が伸びない、テストの点数が伸びない場合は、この公式が抜けているのかもしれません。
焦らず、文型の単元を学び直してみてください。
テスト範囲には入っていないので、遠回りに感じるかもしれませんが、必ず意味のあるものになります。
英語で伸び悩んでいる人は、ぜひ学び直しをお勧めします!
これからもテスト勉強や受験勉強について様々な観点から情報発信をしていくので、これからもチェックしてみてください!(僕のInstagramをまだフォローしてない人は是非こちらから!)
最後まで、読んで頂きありがとうございました!!次回の記事もお楽しみに!