【大学受験】完全版!ゼロから現代文の勉強法・おすすめ参考書ルートをすべて解説!
【この記事で分かること】
- 最初に理解しておくべき現代文の本質!
- 絶対にやってはいけない現代文のNG勉強法
- どんな人でも現代文が超得意になる方法
- おすすめ参考書ルート
実は僕は大学受験の現代文がめちゃめちゃ苦手でした!笑
この記事は、世界で一番詳しく書いてある自信があるので、ぜひ最後まで読んでください!
実は、僕は夏の偏差値が33で、F評価で低すぎて※までついてました(笑)
いきなり大丈夫かと思うかと思いますが、そんな僕でも記述模試の偏差値60代、マーク模試は70まで伸ばすことができました!
さらに、僕が担当していた生徒も高3夏から偏差値20UP、小学5年生の国語の偏差値も20UP上がっています!!!(小学生が一番難しいw)
現代文は、小学生も高校生も、本質的な要素は同じです。そして、点数を上げるためには、その正しい本質を理解して勉強していくことが、非常に大切です。だからこそ、これから伝えるゼロから現代文を勉強する方法やコツ、おすすめ参考書を、何度も読んで実践してみてください!
今どんなに苦手でも、これを読んで実践すれば必ずできるようになります!大丈夫!
それでは解説していきます!!!
(今現代文で悩んでいる人は、ぜひ公式LINEから連絡してください。全力で相談に乗ります!)
大学受験|現代文が全くできなかった時の話(偏差値33)
最初に、自分がどれだけ現代文ができていなかったのか。そして、「現代文ができない」とはどういう状態なのかを皆さんに説明します...笑
まずは、数値面。高3の8月に受けたマーク模試で、33点、F評価をたたき出しました。かなりのショックでした。これまで何をしてきたのか。もっと勉強していればよかったなどと、色々後悔して、とてつもない悔しさに襲われたことを今でも覚えています。。。笑
そこから、これまでの自分の行いを猛反省して、夏休み期間、現代文の徹底対策を行いました。朝、お店の開店と同時に到着して、友達と一緒にそのお店が閉じるまでフードコートで勉強し、一日10時間以上は勉強していたと思います。
では、その10時間のうち、毎日4時間、現代文の勉強をしていました。現代文に時間をかけ過ぎです。英語も日本史も偏差値が30代で、その対策を優先するべきなのに、あまりにもできない自分に悔しすぎて、現代文の対策をとにかく行いました。
約400文字の文章(だいたい見開き1ページほど)の文章を1時間半かけて10問解いて、正解数は2問だけ。それくらい僕は現代文ができませんでした。読んでも読んでも、ただ文章を目で追っているだけ。正しく内容を理解できていない。論理関係もつかめない。問題の選択肢はすべて同じに見える。すべてが正解に見える。
こんな状態でした。皆さんはどうですか?ここまでひどい人はなかなかいません。
でも、意外と読んだ気になっているだけで読めていないことや、選択肢がすべて同じに見えている人なんかはいると思います。
とてつもなく頭が悪かったからこそ、分からないを理解できる。とてつもなく頭が悪かったからこそ、何が原因で、どのような対策をするべきかを伝えられる。だからこそ、とにかくこれから解説するコツを意識して、おすすめの参考書を利用して勉強してみてください!
最後まで読むころには、君の現代文の成績が大きく上がるきっかけとなると思います!
現代文|基本的な3つの能力とは?!
『ゼロから』現代文を得意にするためには、そもそも現代文に必要な「力」を正しく理解して、その「力」をしっかり意識することが大切です。
現代文に必要な力とは、「読む力」「解く力」「書く力」の3つです。
当たり前だと思った人、なんとなく読んでいた人は、今一度、しっかり意識してください。
現代文が苦手とか、点数が安定しない人のほとんどが、この3つの力のうち、特に「読む力」が足りていないことが多いです!
1.読む力
現代文が苦手、できない人の共通点は、「正しく読んで理解できていない」ことが多いです。
問題が解けない、記述に答えられない、時間が足りない、このような人たちのほとんどすべての人が、読んだ気になっているだけで、正しく論理的に読み切ることができていません。
「読む力」を上げるためには、以下の勉強が非常に大切です!
- 語彙力
- 文法(指示語、接続詞、助詞)
- 読み方(単語、文、段落のつながりを見抜く力)
問題を解くとき、皆さんはこれらを意識できていますか?それぞれ勉強できていますか?説明できますか?
できないなら、今からでも勉強するべきです!たった2冊で済みます!
これから現代文を勉強する人も、点数が上がらない人も、どちらも必ず勉強してください!必ず偏差値が上がります!おすすめ参考書は後ほど。
2.解く力
「読む力」を正しく身に付けた人は、「解く力」も大切です。共通テストや私大までは、読むだけで解ける問題も多いですが、難関大になればなるほど、問題の選択肢は非常に難しくなります。そのため、「解く力」も正しく身に付けましょう。
- 問題文のパターン理解(イコール、理由、表現など)
- 選択肢を選ぶ方法(主述不一致、部分不一致、比較対象のズレ、因果関係の不一致など)
問題を解くとき、ただ感覚で選んでいませんか?その場合は、点数が取れないし、安定しません。正しく問題を読み取り、選択肢をより論理的に、自分で解説できるくらいの方法を学ぶべきです。そうすれば、この先、現代文で点数を落とすことはありません。
いま、みなさんは、選択肢を切るときのコツを自分で何個解説できますか?できない人は意識して勉強しましょう。
3.書く力
記述問題、論述問題を解けるようになる必要がある人は、対策が必要です。ただし、「読む力」「解く力」をすでに備えている人だけがその対策をしてください。読む力、解く力がない人は、書けません。焦らず、2つの力を磨きましょう。
- 要約の仕方
- 意見の書き方(PREP、TSET、)
- 問題のパターン理解(テーマ型、データ型、課題文型、融合型など)
書く力は、これらを理解してから、何度も何度も書いて練習することが一番大切です。
何度間違えても、何度ミスっても繰り返し繰り返し書くことで、書く力は飛躍的に伸びます!
現代文|やってはいけないNG勉強法
ここからは、やってはいけない勉強をお伝えします!
大学受験現代文が苦手な人は必ず読んでください!
1.語彙力をつけない、よく出るテーマをしらない
大学受験現代文の勉強法として、語彙力やテーマを知らない受験生が非常に多くいます。先ほど解説したように、現代文では「読む力」が非常に大切です!
現代文ができない人の特徴は、一つ一つの単語の意味を正しく理解できていません。例えば、「演繹」や「パラダイムシフト」、「心身二元論」など。
僕も最初知りませんでした。でも、現代文が得意な人は、これらの言葉の意味や、現代文にあるあるのテーマを知っています。
少し想像してみてください!
一度読んだことのある漫画や小説を、2回目読む時、めちゃめちゃ早く読めた経験ありませんか?
これと同じです。現代文にも、よく出るテーマや語彙があります。例えば、環境や自然哲学、科学など。
前提知識があるかどうかで、文章を速く読んでスムーズに理解することができるんです!!!
必ず、語彙力を増やして、現代文によく出るテーマを知りましょう。(おすすめ参考書は後ほど)
2.解説を読んで終わり
大学受験の現代文でやってはいけないことの2つ目は、「解説を読んで終わる」ことです。
なぜなら、参考書の解説は一部の解説のみであること、そして過去問の解説には解説がないからです。
参考書の解説は、正直不十分です。文字量やページ数が決まっているため、正解の選択肢の解説だけ載っていることや本文に書いてある場所だけ示して済まされてしまいます。これだけでは、十分な力を身に付けることができません。
さらに、過去問の解説には、解説がありません。解答しかありません。そのため、自分で解説できるようにしておく必要があります。
そこで、正しい勉強方法は、問題の解説を読み、そこからさらに、本文の精読、正解の選択肢が正解である理由、間違っている選択が間違っている理由、すべてを言語化できるようにしましょう。
ここまでやり切って初めて、「感覚で解く」を抜け出し、安定して高得点を取れるようになります。
3.漢字の勉強をサボり過ぎ
3つ目は、漢字の勉強を全くやらないことです。これに関しては、気持ちはわかります(笑)
他科目の勉強を優先した方がいいし、めんどくさいし、わすれちゃうし、点数になりにくいから、さぼりやすいです。
でも、漢字はちりも積もれば山となります。少しずつの小さな努力はしておきましょう。受かる受験生は、漢字での失点はしません。
もし、自分だけ漢字の点数を落としていたら、それだけで、2点から4点の差がでてきます。
サボりすぎず、少しずつでも勉強しましょう。
現代文|正しい勉強法と流れ
1.基礎知識を身に付ける
まずは、言葉の意味、よく出るテーマを理解していこう!
現代文の勉強はまず単語の意味やテーマの理解を増やしていきましょう。
後ほど紹介する参考書を利用して、現代文によく出てくる難しい言葉の意味を覚えましょう。同時に、現代文によく出るテーマの概要やよく言われていることを読んで理解していきましょう。
そうすることで、君が現代文の問題を解くとき、「あ、これ知ってる話だ!」となった状態で、問題を解くことができます!!!
そして、忘れてはいけないものが、「漢字」です。先ほどもお伝えしましたが、少しずつ、定期的に対策するようにしましょう!ここでの失点が合格かどうかの境目になるかもしれません。(大学によっては配点めちゃめちゃ高いかも...)
2.「読む力」を鍛える
ここからは、一番大切な「読む力」!
ココでの質が今後の現代文の成績を大きく変えてくるので、たくさん勉強していきましょう!
次に、最も重要な「読む力」を鍛えていきましょう!これが一番大切です!
現代文の読む力を鍛えるためには、文法と解釈の活用ができる必要があります。
文法とは、「指示語」や「接続語」などの活用、解釈とは「文法の活用方法」「文脈関係の理解」や「文構成の理解方法」を指します。
できている人は少ないですが、英語の精読と同じように、現代文でも精読が非常に重要な勉強となってきます!
そもそも、なぜこの「読む力」を鍛える必要があるのでしょうか?
それは、過去問に解説が載っていないからです。この先、過去問演習をした際に、なぜこの選択肢が正解であるのかを自分自身で理解して解説できるようにならなければいけません。
さらに、現代文の得点が安定しない人や点数が取れない人のほとんどの原因が「正しく読めていない」からです。そうならないためにも、できる限り早い段階から正しい勉強法と流れで現代文の対策を進めていきましょう!
どのように勉強すればいいのか。これについてはおすすめ参考書でご紹介します!
3.「解く力」を鍛える
感覚で解いている人は、この「解く力」を正しく理解できていないために点数が安定しません。
解答解説を自分で説明できるくらい学習しましょう!
「読む力」を十分に鍛えられたら、いよいよ解き方の学習に入って行きます。
読む力があれば、難関私立大学レベルの問題は選択肢を切らずに選べることもあるかと思います。ただし、中には難しい問題も出てくるでしょう。
そうなった時、この「解く力」が非常に重要となってきます。
では、「解く力」とは具体的にどのようなことを指すのか?
ここでは実際に受講している生徒に教えている具体的な「解き方のテクニック」をいくつかご紹介します。
- 主述の一致
- 因果関係の把握
- 対比・イコール関係の一致
- 抽象と具体の関係
- 比較対象の一致
- 記述なしか否か
- 問題の形式理解
などです。みなさんは現代文の問題を解く際に、これらの項目を意識して解けるようになる必要があります。
みなさんは、現時点で、何個意識して問題を解けていますか?
4.過去問を解く
解けない問題に立ち向かい、日々改善。
挑戦して初めて失敗も成功も生まれる!その過程で大きく成長できます!
最後に、過去問を解いていきましょう!
最初は問題が解けないことや点数がなかなか安定しないことがあるでしょう。
そうなった時、これまで鍛えてきた「読む力」と「解く力」を何度も何度も活用しながら練習していきます。
そうすることで、君の「読む力」と「解く力」が本物になります。
実際の過去問を解くことで、問題の傾向やパターンも理解できるでしょう。グッと合格が近づきます!
できないことに、何度も何度も挑戦して改善を繰り返すことで、高い壁もようやく乗り越えることができます!最後まで頑張れ!
現代文|おすすめ基礎参考書ルート
ここまで読んでくれてありがとう!あと少しです!
ここでは、現代文をゼロから勉強するためのおすすめ基礎参考書ルートをご紹介します!
1.漢字
2.語彙力・テーマ理解
2.「読む力」を鍛える参考書
2.「解く力」を鍛える参考書
まとめ
ここまで、なが~い文章を読んでくれてありがとうございます!
ここまで読んできてくれたあなたなら、何のために、どのような学習を進めていくべきかが良く理解できたと思います。
ただし、情報量もかなり多かったため、明日にはもう忘れてしまっているかも。そうならないために、今この瞬間に考えたこと、取り組んでいこうと思ったことに対して、直ぐに行動していきましょう!
大学受験は、情報と戦略、行動量とスピードが非常に大切です。
勇気ある方の相談を待っています。君の現状を大きく成長して夢を叶えるサポートができることを楽しみにしています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。受験生頑張れ!