塾に悩んでいる人必見!?意外と"気づかない"個別指導塾の3つの落とし穴

みなさん、こんにちは!!「学習デザイン×個別授業」というメソッドでオンライン型の学習塾「れいなお塾」を運営している伊倉です!(僕たちのサービスについては、こちらからご覧になれます!)

今回は、YouTubeでも投稿しているのですが、個別指導塾の3つの落とし穴について紹介します!

れい先生
れい先生

YouTubeは2本目になります!1本目に関する記事はこちらからご覧になれます!上智大生が5000時間受験勉強に没頭できたワケを解説しています!

普段街中を歩いていると、ふとこんなことを思うことありませんか?
「また塾ある、、、、、、って、笑」

僕は横浜市に住んでいるので、横浜駅を利用することが多いのですが、もう塾だらけです、笑
駅から一歩、メインの市街地に出てから至る所に塾の看板があります。

集団塾で言うと、河合塾、駿台、四谷学院などがあります。個別指導塾で言うと、スクールIE、明光義塾など本当に数多くの塾・予備校があります。
まさに現代は、塾の戦国時代だなと感じています。

そのような塾の戦国時代において、こんな悩みを抱いたことはございませんか?

「個別指導塾と集団塾どっちがいいんだろう、、、」

そこで、今回は近年、数が増えてきている個別指導塾って本当にいいんだろうか?という点に絞って解説していきます!

一見、一人に対してコミットする時間が多いイメージの個別指導塾ですが、その落とし穴を、実際に大手個別指導塾で3年間働いた僕が解説していきます!!

塾選びに悩んでいる保護者様、学生の皆さんにぜひ読んで欲しい記事となっています!それでは、早速内容に入っていきます!

れい先生
れい先生

・偏差値40台の高校から、1年の浪人を経て、上智大学に合格!🌸(現在4年生)
計5000時間、独学で勉強した経験から「できない」「できる」に変える勉強法を分析&考案!
・大手個別指導塾にて講師を3年務め、教室のリーダー講師及び、100名近くの生徒の指導経験あり。
・現役大学生ながら家庭教師、私立学校の非常勤講師を務めつつ、オンライン学習塾「れいなお塾」を個人事業として9月から立ち上げ!!

そもそも、個別指導塾とはどんな塾か?

そもそも、個別指導塾とはどのような塾でしょうか?(個別指導塾に通ったことがある人は、次の落とし穴3選まで進んでOKです!)

個別指導塾とは、その名の通り、個別に授業をするマンツーマン対応をする塾のことです。学校や予備校などでは、教室で先生が大人数に向かって授業をする形になります。

大教室の授業は、なかなか個別や好きなタイミングで質問することが難しいので、勉強が苦手な子理解するまでに時間がかかる子に、個別指導塾がおすすめです。

れい先生
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実際に、個別指導塾で授業をしていた時も勉強が好きではない、得意ではない生徒さんが多かったです。(勉強が得意で、自分のいた教室に来ている子は全体の1〜2割程度だと思います、笑)

有名な個別指導塾で言うと、スクールIE、明光義塾、城南コベッツなどなど、街中には本当にたくさんの個別指導塾があります。

もちろん、他にもたくさんの個別指導塾があり、それぞれに特徴があるので、前提として個別指導塾=この特徴というのはありません。今回挙げるのもあくまで一意見として見てください。

そして、最後は保護者様、お子様のその目で先生や室長と話して決めるのが一番だと思います。
今回はその意思決定の助けになればという思いで、個別指導塾を選ぶ際に、落とし穴になりかねない3つのポイントを紹介します!

個別指導塾の落とし穴3選

1対2の授業形式

1つ目の落とし穴は、「1対2」という指導形式になります。

多くの個別指導塾では、この「1対2」の指導形式(もしくは、1対3の指導形式)を採用しています。

実際に、僕が働いていた大手個別指導塾でも、この「1対2」という指導形式が採用されており、先生の横に二人の生徒が座るという状態でした。

れい先生
れい先生

大学受験生二人などが座っていると、競争心が芽生えたり、あるあるネタを3人で話せるなど楽しいのですが、小学5年生と高校3年生などのペアになるとカオスな状態になります、笑

実は、この形式が落とし穴になるケースがあります。もちろん、1対2とは言いつつも、指導する際には1対1で指導するので、個別指導の体裁は維持できております。

しかし、90分で二人の生徒を指導すると仮定してみると、一人に費やせる時間は、単純計算で90÷2=45分になります。

指導を受けない45分は、主に板書、ノート作り、問題演習などお子様の作業をする時間になります。もちろん、教わるだけではなく、自分で解いてその感覚をフィードバックするのも非常に大切です。

しかし、そのような勉強ならば、自習室や図書館でもできます。そのため、このような時間が90分のうち45分を占めている可能性があることは知っておくといいかと思います。

大事なことなので、繰り返しになるのですが、これが悪いという訳ではございません。ただ、90分間指導を受けられる訳ではないという事実を知ってもらえると、入ってからのギャップは無くなるかと思います!

大学生のアルバイト講師

2つ目のポイントになります。それは、プレイヤー(=講師)側のほとんどを大学生のアルバイト講師で充足している教室が多いという点です。

個別指導の教室では、1対2や1対3の形式で指導をするパターンがとても多いです。そのため、生徒数に見合う講師数を確保することは、教室の一つの課題とも言えます。

そこで、講師の人数を効率よく確保するためにも、正社員などのプロ講師を雇うのではなく、大学生のアルバイト講師を雇うケースは増えています。

もちろん、僕自身も大学1年生〜大学3年生の間の約3年間、アルバイト講師として働いていました。ここで、一つ塾選びをする上で注意するべき点があると考えています。

これは、自身の教室や同じ上智大学生の塾講師をやっていた知人の声をエビデンスにしているのですが、大学生のアルバイト講師の中では、熱意や思いにとてもバラつきがあります。

僕の教室は、比較的熱意が高い教室だったと思います。自主的に、給料が出ない時間でも教室に残って、どのようにサービスを提供すれば良いかについてなど建設的な話し合いをしていました。

また、具体的に誰かが担当している生徒を話題に出し、その生徒さんの状況や個性を共有しながら全員で協力して、どのような進め方がベストか模索をすることもありました。

れい先生
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これはとても珍しいパターンだと思います。講師陣が教室のことを、そして生徒さんのことを好きでないと実現しない形だと思います!(こういう教室は、講師も生徒も心地よい環境になりますね。)

一方で、上記のような教室だけでは無いのもまた事実です。

例えば、僕の現在通っている上智大学では、アルバイトの塾講師をやっている人も多くいました。しかし、教育が好き、子供に幸せになって欲しいといった崇高な思いで働いている人は少なかったです。

他のバイトに比べて、時給が高いからとか頭良ければ、準備もそこまでしなくていいから楽できるなどが塾で働く主な理由でした。

このような理由で働いている人は、責任感も無いことがあります。「明日の塾講のバイトだるいから休もうかな〜」など、責任感が無い発言もキャンパスでよく聞きました。

適当に楽をして稼げれば良いやと考えている講師も平気でいることを忘れないで下さい。そのような講師か、それとも生徒のために頑張ってくれる講師なのかはよく見てみると良いかもしれませんね。

*画像をクリックすると、れいなお塾のサービス案内に飛ぶことができます!

「個性の尊重」と「責任の放棄」

最後の落とし穴が、「個性の尊重」「責任の放棄」という二つの考え方です。

この話は少しだけ難しい話ですが、塾選びや現代の教育を考える上では、とても大事な話になります。

まず、上記二つの言葉の定義を確認していきます。

  • 個性の尊重→生徒さんの個性を理解し、その個性を否定することなく育んでいくような教育をすること
  • 責任の放棄→教育者として、生徒さんに必要なサービスを提供する義務を怠ること
れい先生
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僕は教育において、この「個性の尊重」はとても重要であると考えています。これができている教育者の教育は、子供の思考力や個性を必ず伸ばしてくれます。

この二つが混合してしまっている個別指導塾に気をつけて欲しいという話になります。

例えば、高校2年生の子で、勉強をしたくないから全く宿題や自習をやらない子がいるかと思います。高校は偏差値が40台で、目標は日東駒専のどこかに滑り込みたいとします。

その子に対して、勉強が嫌いな子で、勉強をすること(=嫌いなこと)を要求するのは可哀想だから、このような要求はやめておこうとします。

この優しさは、個性の尊重と言えるでしょうか?答えは、Noです。

これはその子の個性を尊重しているように見えて、ただ甘やかしている、生徒さんに嫌われたく無いという講師の「わがまま」が出ているケースです。(=責任の放棄ですね。)

この生徒に対しては、①勉強が嫌いなことに共感をする。②その上で、現状のストレスよりも将来を見据えたサポートを考える。③あくまで勉強は嫌いということなので、1日何分ならペンを持てるか話し合い、10分でも良いからまずやってみようという建設的な話し合いに持っていく。

このように、生徒さんの個性を尊重した上で、その子のためになる言葉を、指導を提供することが、教育者の使命であるということです。(無理やり勉強させたり、相手の気持ちを鑑みない指導はナンセンスです、笑)

塾の先生が、「責任の放棄」をしているのか、「個性の尊重」をしてくれているのか?
この二つが混在してしまうケースがあるという落とし穴を知った上で、塾選びなどをして頂けると幸いです。

まとめ

如何でしたでしょうか?

今回は、個別指導塾に潜む三つの落とし穴を紹介しました!下にポイントをまとめました!

  • 1対2の指導形式
  • 大学生のアルバイト講師
  • 「個性の尊重」と「責任の放棄」

この3つの特徴を視野に入れた上で、最適な塾を選べることを願っております!塾選びなどにお困りの際は、Instagramから、いつでも無料で相談に乗りますので、こちらから連絡をお待ちしております!

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