【大学受験】英語偏差値33→70超えする「音読」5つの効果と正しい音読方法!!

【著者紹介】
れいなお塾講師:金子 直樹
経歴:大手個別指導塾講師として3年間勤務・総授業回数1500回以上・累計個別指導担当生徒数100人以上
合格者実績:明治情コミ・専修・明学・青学・高卒認定2人・小5現代文偏差値27UPなど
生徒からのイメージ:「親や友達よりも相談できて、何でも話せる親友みたいな先生!」

【この記事でわかること】

  • 音読で得られる5つの効果!特に3つ目は重要!
  • 英語がスラスラ読める「音読」の正しい方法!

英語長文を「音読」することで得られる5つのメリット

まずは、長文の問題を一通り解きましょう。
そこから、一文ずつ英文解釈や知らない単語の確認を行った後、正しい方法で英文の音読を何度も何度も繰り返します。

そうすると、その長文に出てきた英単語や熟語がどんどん覚えられるようになっていきます!

人間は、繰り返し出会う物事や間違えた出来事などが記憶に残りやすいため、音読を繰り返すことで、何度も何度もその単語に触れることができ、記憶に残りやすくなります!

さらに、音読をすることで、これまで覚えてきた英単語の意味を何度も思い返そうとする。そうすると、インプット(暗記)された記憶がアウトプット(活用)されるため、定着度が格段と上がります

音読をすることで、英単語や熟語を覚えられて、速読力も上がるなら、とっってもお得ですよね!笑

2. 構文が瞬時に見抜けるようになる!

音読をすると、英単語や熟語が覚えられるようになるのと同時に、難関大の長文に出てくるようなながーーい英語の文章でも、瞬時に構文を見抜いて意味を理解することができるようになります。

そもそも、皆さんご存知かもしれませんが、英語は必ず「5つの文型」から文章が成り立っています。
この5つの文型のなかでも特徴的な英語の構文が存在します。構文を理解しているだけで瞬時に訳出が決まるものも存在しているため、この理解はとても大切です。

英語の長文を速く読める人は、この構文の理解がとてつもなく早いです。特徴的な構文と言っても、無数に存在しているわけではなく、大学受験で必要とされる構文は100個程度です。これを超効率的に吸収していくための方法が音読です!

数が少ないということは、色々な長文に何度も出てくるということです。一つの長文を丁寧に正しい方法で音読を行うことで、なんども同じような構文と出会い、何度も和訳する練習を行っていく過程で、いつのまにか瞬時に考えなくても訳出できるようになります!

英単語・熟語・構文を素早く理解して和訳できるようになる状態が、「速読力がある」ということです。これを鍛えるための手段が、「音読」です!

3. 和訳しなくても読める!

英語長文を何度も音読することで、いちいち和訳しなくても感覚で内容が理解できるようになります!

何度も繰り返し出てくる単語や熟語は、何度も和訳を繰り返すことで、勝手に脳内で勝手に英単語をそのままの意味として理解できるようになります!

これに似たような例を一つ上げます。皆さんは、"I think ~" という言葉を毎回丁寧に、「Thinkは思う・考えるだから、、、」と頭の中で和訳しますか?

きっとしないと思います。この感覚に似ています。これは、今までに何度も何度も繰り返し見たり聞いたりしてきたおかげで、いちいち和訳しなくても意味を理解できるようになっているのです。

この感覚が、音読の最大の効果です!この感覚を掴めるようにするために、何度も色々な文章を音読して繰り返し同じ単語に出会うことで、速読力が鍛えられるようになります!

4. リスニング力が鍛えられる!

これまでは、長文を中心としたメリットばかりでしたが、音声を活用した音読であれば、リスニング力も同時に鍛えることができます!

最近、共通テストではリスニングの配点が高くなり、リーディングだけでなく、リスニングの勉強もしないといけない時代がきて、ほんとに大変ですよね...笑

でも、音声を使った「音読」を行えば、長文の勉強をしながら、リスニングの力も鍛えることができます!

リスニングが苦手な人のほとんどが、単語の正しい「発音」を理解できていません。彼らは、独自の発音で単語を覚えてしまったために、リスニングで流れてくる音と単語が結びつかないから、英語が聞き取れていないのです。

そうならないためには、正しい音を聞きながら、正しい音を自分で発音すると同時に、意味の訳出をしていくことで、効率的にリーディングとリスニングを同時に鍛えていくことが大切です!

どーせなら、リーディングの勉強をしながら、リスニングの勉強もできたらめちゃめちゃ効率的に勉強していきたいですよね!

5. かっこいい発音ができる!

音声を利用しながら音読を行うと、リスニングが得意になるだけでなく、英語の発音が格段に良くなります

正しい発音を何度も何度も口に出して発音することで、その音を耳で覚え、口で形を覚え、舌で発音方法を覚えます。そーやって徐々に徐々に発音が見ついていき、自然と周りから発音を褒められることが増えていきます!

また、音読を通して、アクセントの位置や発音記号が身についてくるため、新しい英単語を勉強するときにも、正しい発音ができるようになります。

異文化理解の観点から、近年では発音があまり重視されない傾向にありますが、きれいな発音で英語を話せるようになりたい人は、今のうちから音読をたくさん行っておくとお得ですね!

英語音読の正しい方法!(リーディングの場合)

1. まずは一通り読んで理解してみる!

まずは、問題を解きましょう。
読めないと思って、読もうとしないと、今後読めるようになっているのかが分からないため、解けなくてもいいので、一度自分なりに読んでみましょう!

2. 解説を読みながら、全文読み切れる状態を作る!

一通り読んでみたら、その後解説を読みながら、一文ずつ丁寧に解釈をして全文読み切れるようになりましょう!

具体的には、SVOCなどの文型や構文の解釈、知らない単語や熟語を調べてまとめ、全ての文章を読めるようにしていきます。
(最初のうちはこの作業がけっっこう大変です...笑)

すべての文章を一回で終えるのが大変な場合は、一段落ずつでもいいので、丁寧に解釈していきましょう。
英文解釈の勉強をしたことがない人は、まずは英文解釈の勉強から始めた方がいいです!勉強方法やおすすめの参考書について知りたい方は、こちら

3. 1段落ずつ英語を声に出して読みながら、頭の中で和訳していく!

次に、一通り読めるようになった文章を、一段落ずつ実際に音読していきます!

具体的な方法は、英語を声に出して発音しながら、頭の中で和訳をしていきます。(これが慣れるまで難しいです!)

初めて音読する人は、英語を読みながら日本語で理解していく方法になかなか慣れず、難しく思うかもしれませんが、最初のうちは同じ文章を何度も読んで構わないので、英語を発音しながらなんとか内容を理解していきましょう!

この時、スラッシュリーディングの方法を理解していると、英語の文章が読みやすくなります!詳しくは、下記の写真をご覧ください!(詳しく知りたい方は、コメントまたは公式LINEからご連絡ください!)

4. 5~10分以内に全文をスラスラ理解できるようになるまで、音読を繰り返す!

全ての文章を正しく読めるようになったら、全ての文章を一度でスムーズに読み通せるようになるまで、繰り返し音読を行いましょう!

1回、2回だけでなく、10回でもそれ以上でも、何度も音読しましょう!

音読した分だけ早く読み終えられるようになります。
これを今日、明日と、定期的に何度も読み返すことで、前半で説明したような効果が十分に得られるようになります!

初めのうちは、「こんなことやって効果あるの?」とか思うこともあるかと思いますが、何度も繰り返しているうちに、速読力がぐんぐんとついてきます!最後まであきらめず、全力で音読しましょう!!!

まとめ

本日は、英語の音読の効果と目的、そして具体的な音読の方法についてご紹介してきました!

音読の効果を正しく理解して、今この瞬間から音読を頑張ってみようと思って、継続できるかどうかがとても大切です!

関連記事も掲載しているので、ぜひ一度読んでみてから、正しい勉強方法で勉強頑張りましょう!!!



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