【受験失敗】もっと勉強していればよかった...|後悔の本当の意味と正しい向き合い方
こんにちは!「れいなおサロン」の金子です。
先日の投稿、たくさんの方々に見ていただけたようで、非常にうれしいです。ありがとうございます!!!
本日の記事は、下記の内容を踏まえたうえでのお話となるため、まだ見ていない方は、ぜひご覧ください。
本日は、上記の記事にてご紹介した過去の捉え方を用いて、「後悔」の本当の意味と向き合い方をご紹介します。
受験本番が近づいてくると、本当に合格することができるかどうかを考えるようになり、すごい不安に襲われると思います。そうなった時、今までの勉強を振り返ると、全然勉強できていなかった日々や時期を思い出し、より一層不安になる人も多いでしょう。
過去の取り組み方に目を向けたとき、強い後悔や、つらい気持ち、言葉では表せないほどの苦しさを感じると思います。
ではどーすれば良いのでしょうか。
以前紹介したように、過去の捉え方を意図的に未来志向にすることです。
今回は、その一例として、「もっと勉強していればよかった」と思った時の未来志向的な捉え方の一例をご紹介します。
「後悔」の本当の意味とは
「もっと勉強していれば、、、」「あの時こうしていれば、、、」
こういう経験はきっと誰もがしたことあるでしょう。
過去の出来なかった自分を振り返り、「あの時こうしていればよかった」や「あの時もっと努力していればよかった」など、勉強だけに限らず、今まで後悔してきたことがたくさんあったと思います。
ほとんどの人が過去を振り返る際、つらく、悲しい過去としての後悔で止まってしまいます。
私もそうでした。私は大学受験を失敗した際に、過去の勉強をさぼっていた自分を責め、強く後悔し、それでもどうにもならない現状を受け入れなけらばならないつらさなど、さまざまな負の感情を引きずり続けていました。
その結果、ストレスがたまり、肌荒れは悪化し、苦しい思いだけを感じながら、大学受験は失敗し、何もいい結果が生まれないという負の連鎖が続いてしまいました。
私がこの経験から強く伝えたいことは、負の後悔だけが長く続くと、感情的に苦しい思いをするだけでなく、望んだ結果・良い結果にもつながらなくなってしまいます。辛い中でもなんとか乗り越えてきた日々のまま終わってしまっては非常にもったいないと思います。
そこで大切なことは、振り返った過去で自分自身にストレスを与えてしまうよりも、この先二度と同じ間違いをしないための経験とすることです。
ここから、私は後悔する意義を次のように捉えるようにしています。
「後悔」とは、
この先二度と同じ間違いや後悔をしないようにすることが、
「後悔する」本当の意味であるということ
当たり前と思う人も多いかと思います。
それでも、人は気づかずに、後悔して、自分自身を傷つけて終わってしまうことが多いです。
過去に縛られ続けると、つらく感じ、心がボロボロになるだけでなく、この先もいい結果が生まれなくなってしまいます。
いい意味で、つらい過去はすべて忘れ去り、これからどのように、どれくらい頑張れば、夢や目標に届く可能性を上げることができるのかを考えることで、より有意義な、楽しい時間を過ごせると思います。
「もっと勉強していれば、、、」に対する優しい向き合い方
後悔するとは、後悔して己を傷つけてしまうことではなく、この先二度と同じ間違い、過ち、後悔をしないようにするために、今、そしてこれから何が必要かを考えることが、正しい後悔であるとお話ししてきました。
では、何かに失敗したとき、だれもが思う「もっと勉強していれば、、、」や「あの時こうしていれば、、、」に対して、どのように捉えればよいかということについて、実際に生徒に相談された時に話した1例をご紹介します。
最近、どう???
先生、最近まじで集中できないんですよね。
第1志望の試験が近づいていて、落ちたらどうしようとか思うと、すごい不安になるし、
日本史とかで過去問解いてできなかった時とか、夏とか友達としゃっべってないで、もっと勉強していればとか、めっちゃ思っちゃって、、、
それで、やらなきゃいけないのはわかっているんですけど、勉強も全然集中できていない感じで、
とにかく、しんどいです、、、どーすればいいですか。
相談してくれてありがとう。
まず、○○君は、今まで本当によく頑張ってきたと思う。
きっと君は「全然そんなことない」と強く思うかもしれない。それでも先生は、○○君が一生懸命努力してきたと強く思う。みんながみんな同じようなことを言ってくれるように思うかもしれないけど、先生は少しだけ意味が違うんだ。だから、少しだけ聞いてほしい。
さっき、いくつか聞かせてもらったことから踏まえると、
まず不安に感じる理由は、正答率が思うように取れなかった時に、不安に感じ、加えて、もっと勉強していればよかったという後悔も強く感じるから、さらに負の感情に襲われているように思うんだ。
先生はこの時期、これに本当に悩まされた。もっと勉強していればよかったと、、、
努力してこなかった自分自身にすごい嫌悪感を感じた。周りとの差は気づかないうちに広がっていて、本当に後悔した。後悔し続けた。
その結果、ストレスだけが増し、集中できず、日にちだけが過ぎて、大学受験は失敗していた。だからこそ、先生みたいにならないでほしい。
過去の後悔を続けることは、ただつらく悲しいだけで終わってしまう。
じゃあ、どうすればいいんですか?
それは、「過去の後悔を正しく後悔する」ことが大切なんだ。
さっき、「もっと勉強していれば、、、」って強く思うって言ってくれたと思うんだけど、本当にそうかな?
先生も様子見ていたけど、確かに友達と話してしまったりして、時間を過ごしてしまったことはあったと思う。
でも、それは、その当時、自分自身が、勉強したくない気持ち闘いながら、それでもできる限り最大限の勉強をしようと努力してきた中で、あの量の勉強になったと思うんだ。
別に、さぼり続けていたわけでもない。勉強したくないと思いながら、それでも頑張ってきたんだよね。だから俺は、○○はよく頑張ってきたと本当に思う。
でも、自分自身の頑張りに満足せずに後悔していることは、すごくいいことだと思うから、
後悔した過去を本気で取り戻したいと思うなら、今、そしてこれから、志望校に合格するために何が必要で、どうしていくべきなのかを考えることが大切だと思う。同じ後悔をしないために、どうしたらいいと思う?まだ、終わってない。これからだよ!
大学受験生、2月前半ごろの相談です。
この時期は、本当につらいですよね。毎日不安に煽られ、危機感が強まり、それでもうまくいかなくてつらい。加えて、受験の終わりも近づいてきて、早く終わりたい、といった感情も強まってきて、いろいろな感情に振り回されて、本当につらい時期だと思います。
彼も、受験に対する不安と過去に対する後悔などから、思い悩んでいました。結果的に勉強にも悪影響が出ている様子でした。
不安の本質は、過去の努力してこなかった自分を後悔している所にありました。
しかし、彼は一度も授業を休むことなく、ほぼ毎日自習に来て、分からない箇所は積極的に質問してくれました。それでも、夏ごろに友達と話過ぎてしまっていたことや勉強できていなかった時のことに目を向けて、不安を助長させてしまっていたため、上記のようなことを伝えました。
ここで伝えたいことは、過去の後悔をするときに、本当にその後悔が正しい後悔であるかを問い直してみてほしいということです。もちろん、自分自身で努力量を図るとき、満足できることはほとんどありません。
しかし、見るべき視点は別にあります。その努力量は、その当時、いろいろな葛藤と戦いながら、それがたとえ数分の勉強であったとしても、その時出せる最大限の勉強量だったのではないでしょうか。
やりたくないものに立ち向かいながら、努力しようとしてきたこと、素晴しいと思います。
嫌なことに立ち向かうことは、大人であっても、ほとんどの人ができません。受験に向かって、嫌に思いながら、それでも努力してきたことは、その時出せる最高の結果だったと思います。
だからこそ、後悔して終わらないでください。逃げても、隠れても全然いいと思います。いま、そしてこれからどうしていきたいかをぜひ考えてほしいです。
私のように、過去に縛られ続けないでください。モチベーションを取り戻そうとこの記事のようなものを探して改善しようとしている読者の方なら、必ず良い結果を出すことができると思います!!!
- もし、自分の生徒が受験のつらさを相談してきた場合、あなたならどんなことばをかけてあげますか?
-
答えは、あなたの共感から生まれた声掛けすべてが正解であり、きっと優しい言葉をかけてあげられるとおもいます。その考え方が一番あなた自身を救うことができる考え方だと思います。
きっと、これを読んでくださっているあなたも、同じように苦しんできたことがある人だと思います。だからこそ、きっと心から共感できるでしょう。自分自身が辛い経験をしたから伝えられることがきっとあるはずです。
それを自分のために行ってみることも一つの最適解だと思います。
まとめ・最後に
いかがでしたか。この記事では、「後悔する」本当の意味と後悔した時の正しい向き合い方についてご紹介してきました。
後悔するとは、この先同じ過ちを二度と繰り返さないようにすること。そのために何が必要かを考えること。
これが後悔する意味であると思います。どうやったらつらくならず、楽しく過ごせるのか。どうしたら、自分の夢や目標をかなえられるのか。今一度、気持ちをゼロにリセットして、考えてみることも一つの方法かもしれません。
私もたくさんありました。大学受験の際、思うような結果を得ることができなかった時、強く自分を責めました。「なんで俺はあの時もっと勉強しなかったんだ」「もっと勉強しておけばよかった」と、今でも時々後悔するほどです(笑)(泣)
人によっては、それに日々耐えて、何とかやり過ごしている人もいるかと思います。しかし、今回ご紹介したように、今までの過去を後悔するだけでは、つらく、苦しく、悲しいことばかりで、自分自身にストレスをためてしまうだけになります。
自分自身を苦しみから解放して、勉強のモチベーションを上げていくために、
足りていないと思う努力というのは、自分自身がその状況下でも苦しみながら努力しようとした中で出せる最高の努力量であったと捉え、
今までにできていないと感じた後悔をこの先二度としないためにはどうしたらよいのか、残りの期間をどのように活用していけば自分の目標に近づくことができるのかを考えることが大切だと思います。
今、頑張ろうと決めて、努力している人へ
挑戦と努力を継続させることができる人は、この先の人生にとって、必ず良い結果を導くことができ、良い経験として振り返ることができるようになります。
挑戦しようと思って取り組み始めた受験生の努力とその継続のサポートを全力で行いたいと思っています。これを最後まで読んでいるあなたなら、きっとできるはずです。大学受験は人生の転換点です。最後まで、頑張り抜いてください。心から応援しています。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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